ISDN回線の終息について   
(2024年問題)          

ISDN回線の終息とは?

NTTから固定電話網のIP網移行に伴い、JCA手順、全銀BSC手順、全銀TCP/IP手順で利用されている「INSネット ディジタル通信モード」の提供が2024年1月で終了することに伴い、ISDN回線を使ったEDIは利用できなくなります。
そのため、2024年1月までの間にISDN回線を利用したEDIは流通BMSWeb-EDI等に切り替える必要がでてきました。
また、公衆回線は継続してサービス提供されますが、通信遅延の発生が確認されております。

※ISDN・・・電話回線を利用した通信。多くの企業がEDIに利用している。


RPAでできること

流通BMS WebEDI
課題 対応期限がある
コストが高い
すぐに対応できない
対応期限がある
手作業が多く発生
→自動化のニーズ高
移行対象 取引量が多い得意先 取引量が少ない得意先
業務項数 低い 高い(手作業前提)
コスト 高い(数十万) 低い(数万~)
ニーズ 流通BMS対応 WebEDIの自動化
必要な製品 EOS名人 Autoジョブ名人

今後、比較的低コストで対応できるWebEDIの需要が
さらに高まると予測されます。

Web-EDIサイトを持つ小売企業様例


No. お取引先名 ウェブサイト名
 イズミ、万惣他 13000社~  BACREX
2  日本アクセス、他  1000社弱の食品系得意先  FINET(メーカー:756社 卸:115社が利用)
3  Aコープ、ハローズ他 200社~  ChainFlow
4  アクト中食  独自web:業務用スーパーEDI
5  トーホーフードサービス  独自web(トーホーオーダープロ)
6  ホテル系の得意先  アイポーター(ダウンロードができる場合)
7  50万社~の企業  BtoBプラットフォーム(インフォマート)
 ※50万社が利用するwebフォーム


WebEDIをRPA化するための最適なご提案


〇標準化ライブラリ

「標準化ライブラリ」は、WebEDIを自動化するためのシナリオをダウンロードいただくサービスです。登録済みのシナリオであればイチから開発する必要なくすぐにご利用いただくことが可能となっております。未登録のシナリオについても標準化可能な範囲で随時追加登録を行っていく予定です。登録済みのシナリオは、BACREXやChainFlow、インフォマート、FINETなど多数。イチからシナリオを開発するより、はるかにクイック&ローコストでWebEDIを実現できます。


Web-EDIにおけるRPAの利用例


〇なぜ、標準化できるのか?

 理由①相手先が用意しているサイトの場合➡多くの企業が利用しているから
 理由②マニュアルが共通である場合➡同じ手順が証明されているから

指定のWebページへログインし条件指定を行い、ダウンロード作業までを自動で行います。
ダウンロード後のデータを基幹システムへ取り込めるフォーマットに変換し、基幹システムへ自動で取り込むことも
ご相談可能です。